ススキノかわら版vol.001
目次
創刊のご挨拶
この度、一般社団法人すすきの観光協会では、札幌市及び中央警察署などの協力を得て、ススキノ地区の復活を目指し「ススキノかわら版」を定期的に発行いたします。
ススキノ地区の飲食業界は、約1年以上にわたるコロナ禍において、幾度となく営業時間の短縮や休業の自粛要請により、売上が激減するなどの大打撃を受けました。それに伴い酒屋、食品卸し業者、さらにタクシ―業界なども深刻な経営難に陥っています。
ススキノ地区は観光地であり、北海道最大の歓楽街として、今後、復活に向けて歩むために、ぜひススキノ地区で働く方々に「ススキノかわら版」をご覧いただき情報の共有をして、コロナに「感染しない」「感染させない」安全で安心な街づくりに、「オールススキノ」として頑張りましょう。
おわりに、今後ともススキノ地区に根差した情報発信ができるよう、紙面の充実に取り組んでまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
一般社団法人すすきの観光協会 会長 大島 昌充
店舗単位でのPCR検査を定期的に受けましょう(検査無料)
対象となる店舗 | 推奨検査頻度 | 従業員数 |
---|---|---|
接待を伴う飲食店等 (ニュークラブ、ホストクラブ、ラウンジ、スナック、パブ、ライブバー、キャバクラ、性風俗店等) |
週1回 | 1人以上 |
その他店舗 (バー、居酒屋、美容室、ネイルサロン等) |
月1回 |
札幌市保健所では、ススキノ地区の店舗(※)を対象として、店舗単位でのPCR検査を実施しています。 これは、新型コロナウイルスには無症状での感染もあり、店舗内で陽性者を早期発見し、迅速な措置が感染症の拡大防止につながるため行っております。 従業員の皆様はもとより、お客様にとって安心して来店できる環境づくりのために、定期的なPCR検査の受検をお願いします。検査の申し込みは、札幌市のホームページ(https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/susukinopcrcenter.html#tenpo)を参照、または後述の問い合わせ先にご連絡ください。
※中央区南3~8条、西2~6丁目の範囲内
(狸小路は、西1~7丁目までの狸小路に面する店舗)
※事務所等、お客様と接しない業務は対象外です。
【問い合わせ】
札幌市・北海道感染症対策チーム(保健所すすきの班)
住所:札幌市中央区大通西19丁目 WEST19(地下鉄西18丁目駅1番出口すぐ)
電話:011-676-3365(土曜・日曜・祝日を含む9:00~19:00)
メール:kensa@city.sapporo.jp
クラスターの発生に注意しましょう
クラスター発生事例1
店舗内のバックヤードで感染するケースにご注意を!

ススキノ地区の飲食店においては、お客様との接客時における新型コロナ感染症対策に取り組んでいる店舗が多くみられますが、従業員同士の感染があった事例をみると、バックヤードや休憩室で、マスクを外す機会がみられ、そこで感染したと思われる事例が確認できます。
特に休憩室や調理室における「まかない」「おやつ」「水分補給」で、従業員同士だとつい気を許し、マスクなしでの会話になるケースが多いようです。
このような時でもできる限りマスクの着用、会話を控える、使用した場所を消毒・換気するなどの対策が必要です。また、休憩時間は異なる時間帯で取得するのも有効です。
クラスター発生事例2
喫煙時には、感染症予防に注意しましょう

最近は、健康増進法の改正によって、飲食店内での禁煙が広まっており、接客時などでの喫煙は少なくなったと思います。しかし、こうした中でも営業時間外やバックヤードにおいて、従業員が喫煙し、その際に感染した可能性がある事例も確認できます。
特に、札幌市においては、冬季間は室外での喫煙を避けて室内の換気扇の周りに集まり、従業員同士が喫煙することも多いと推測されます。喫煙は、マスクを外す機会となりますので、たとえ換気扇の近くでも注意が必要です。
接待を伴う飲食店向けの感染症対策マニュアルを発行

接待を伴う飲食店の事業者の皆さま向けに、感染症対策を実践するための具体的な取り組みや、陽性者が発生した際の対応方法などを掲載した「接待を伴う飲食店における新型コロナウイルス感染症対策マニュアル」を発行しました。
感染症対策のガイドラインの作成にあたっては、専門家に監修していただいていますので、ぜひ参考にしていただき、改めて対策の徹底をお願いいたします。
なお、冊子をご希望の方は、すすきの観光協会で受け取ることができます。また、こちらから見ることができます。
感染対策の優良事例を紹介します
札幌市保健所では、ススキノ地区の店舗に協力いただき、店舗内での感染症予防の取組について、現地でのヒアリング、取材を行い、勉強会などで「良かった点」「改善点」などの発表を行っています。
優良事例1
カウンターやテーブルには物を少なめに! 消毒しやすい環境を

今回紹介する「良かった点」は、消毒しやすくなるよう、店舗内のカウンターやテーブルに物を置かないという事例です。
スナックやバーなどにおいては、カウンターにボトルや花などを飾るケースもありますが、消毒するに当たっては邪魔になることも少なくありません。短時間で効果的にアルコール消毒するための、小さなことではありますがカウンター上の配置はとても重要です。
優良事例2
「個別のテーブル」に消毒液を設置していますか?

店舗内の出入口に消毒液を設置することは、すでに皆さんが取り組んでいることと思いますが、特に飲食を伴う店舗については、できれば個別のテーブルごとに消毒液を設置することが、感染症予防を徹底する上でポイントになります。
入店後には、お客様がさまざまな場所に触れる機会がありますので、席を立つ、あるいはマスクを外す機会があるたびに消毒できる環境が、お客様にとっても便利で安心できる環境となります。
札幌市からのお知らせ
営業時間短縮要請に伴う協力支援金の申請のご案内
北海道より、2021年2月16日から2月28日までの間、札幌市内全域の飲食店等に対して営業時間の短縮要請がなされました。要請に協力いただいた店舗には協力支援金が支給されます。この申請受付が3月1日(月)から始まっていますので、申請忘れがないようご注意ください。
■感染防止対策協力支援金
2021年2月16日~2月28日までの要請に対応する協力支援金
※遅くとも2月18日から協力いただいた店舗
【対象施設】 札幌市内全域の飲食店、カラオケ店
※従来から午後10時以降の営業を行なっている店舗
【金 額】 1施設(店舗)1日あたり2万円(最大26万円)
【申請受付】 2021年3月1日(月)~3月31日(水) ※消印有効
申請方法については市の公式ホームページでご確認してください。また、ご不明な点がありましたら、専用ダイヤルに問い合わせください。
市内飲食店等に対する営業時間短縮要請について(札幌市ホームページ)お問い合わせ専用ダイヤル
011-350-5927
※8:45~17:15 〈3月31日(水)までは、土日祝日も対応〉
経営に関する困りごとがある事業者の皆様へ
事業者向けワンストップ相談窓口のご案内
新型コロナウイルスの影響を受けた事業者に対しワンストップ相談窓口を設けています。経営相談、雇用調整助成金や様々な支援制度に関する相談、感染症予防や市税の納税等に係る相談などを受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
【札幌中小企業支援センター】
- 受付時間:平日9:00~12:00、13:00~17:00 (※最終受付16:30)
- 住所:札幌市中央区北1条西2丁目 北海道経済センタービル2階
- 電話番号:011-231-0568
支援金名目の詐欺に注意!

新型コロナウイルス感染症対策で休業要請対象事業者に対する支援金名目の詐欺の発生が懸念されています。支援金や給付金については札幌市や北海道のホームページをよく確認してください。

また、中小企業に対して融資を持ちかけ、保証金や手数料目的でお金を請求する詐欺も発生しています。 支援金や融資を受けるためにお金を支払うなんて道理に合わない話はありません。言葉巧みな詐欺に気をつけてください。
ススキノ地区犯罪検挙情報
◆閉店中の店舗をねらった窃盗犯の逮捕
閉店中の店舗に侵入し、現金を盗んだ男を2021年1月22日、逮捕しました。お店を閉店するときは、店内に現金などの貴重品は置かないようにしましょう。
◆女性用トイレ侵入男の逮捕
飲食店ビルの女性用トイレに侵入した男を2021年1月17日、20日に逮捕しています。(それぞれ別の事件です) 不審者を発見した際は、すぐに警察に通報してください。
◆客引きの逮捕
2021年2月1日、通行人に対して客引きをした男を逮捕しました。違法な客引きの排除、ススキノ地区の環境浄化に今後もご協力をよろしくお願いいたします。
(提供:札幌方面中央警察署)