ススキノかわら版vol.002
目次
- ススキノ地区新型コロナウイルスオンラインセミナーが開催されました
- クラスターの発生に注意しましょう
- 今回も札幌市保健所が勉強会などで紹介した優良事例の一部を紹介いたします
- タクシーデリバリーサービスToDoXi 〈トドクシー〉参加飲食店募集!
- 店舗単位でのPCR検査を定期的に受けましょう
- ススキノをより安全・安心な街へ
ススキノ地区新型コロナウイルスオンラインセミナーが開催されました

〈第1部の講習の様子〉

▲第2部の座談会での様子

▲第2部座談会で発言する岸田先生
2021年3月17日に札幌市保健所がススキノ地区の飲食店事業者向けのオンラインセミナーを開催いたしました。
第1部では、札幌市保健所職員から、飲食店でのクラスター発生事例の分析・考察について講義がありました。その中では、利用客や従業員はもとより、店舗の環境や仕組みによって、ウイルスが持ち込まれ、そこから感染が広がっていき、クラスターになっていくことや、飲食店のクラスター対策は、店舗・従業員・利用客が一体となって取り組むことが大切であることなどの説明がありました。
第2部の飲食店における感染症対策では、座談会形式で、ススキノ地区で働いている方々が「店内でのマスク着用」と「利用客の連絡先の把握方法」に関して意見交換を行い、「マスク着用」の点では、店舗側が感染症対策に取り組んでいることを積極的に見せることによって利用客の協力を得られるという意見があったほか、「連絡先の把握」の点においては、SNSを活用し連絡先を把握しているなどの意見が出されました。
このオンラインセミナーの様子は、札幌市役所のホームページで公開されています。なお、次回開催は4月19日を予定しております。
クラスターの発生に注意しましょう
クラスター発生事例1
万一に備えて、店舗代表者の感染時の対応準備を。

店舗において、従業員に新型コロナウイルス感染症の感染が判明した場合、臨時休業やシフト管理などを行わなければならず、また、保健所とのやり取りも加わり、店舗代表者の負担が大きく、大変であったとの話があります。特に代表者が陽性者になった場合、クラスターが発生した店舗での状況把握などで時間がかかり、他の従業員への感染拡大も懸念されます。
災害時の備えと同様に、万一、店舗の誰かが感染したとしても、勤務形態などから感染が疑われる者を休ませ、消毒、営業再開までを速やかにできるよう、普段から万一の際の役割分担を決めておくことも、店舗を新型コロナウイルス感染症から守る一つの方法となります。
クラスター発生事例2
従業員の「アフター」時に感染することがあります。

店舗の営業時間終了後に、「アフター」で、従業員と利用客がマスクを着用せずに飲食を行って感染し、その従業員が、翌日以降に出勤したことでクラスターが発生した事例があります。
従業員に店舗での感染症対策に加えて、「アフター」や私生活においても感染症対策を行うことの重要性を理解してもらいましょう。
今回も札幌市保健所が勉強会などで紹介した優良事例の一部を紹介いたします
優良事例1
検温を個人任せにしていませんか?

コロナ禍で従業員や利用客の検温を行っている店舗もあるかと思いますが、個人任せにしていないでしょうか?自分で検温すると店舗にわからないうちに入店してしまう可能性がありますので、従業員が利用客を検温する、従業員の検温も他の従業員が行うなどの、店舗の取り組みによって、感染が疑われる人の入店を防ぐことができます。
優良事例2
店舗の感染症対策を積極的にみせることで、 お客さんも感染症対策に協力してくれます!

店舗の感染症対策を示すことで、お客さんが「自分も感染症対策を行わないといけない」と思い、手指消毒やマスク着用などの感染症対策に協力してくれる人が増えるとの声を聞きます。来客するごとに、消毒済みの醤油さしを交換している店舗では「消毒済」と表示する、利用客に座席を消毒している姿をみせるなどの店舗の努力の姿が利用客の感染症対策の協力につながります。
タクシーデリバリーサービスToDoXi 〈トドクシー〉参加飲食店募集!

タクシーデリバリーサービスToDoXi(トドクシー)では、参加飲食店を募集しています。店の料理をプロのドライバーがお客さんの元へ届ける便利なサービスで、注文の電話がなったら料理を作り、タクシーの到着を待つだけの簡単なオペレーションです。
ToDoXi参加飲食店のメリット

- 大手デリバリー事業者に比べお得な手数料
- 掲載料金、月額費用は一切かからない
- 掲載ページは飲食店管理なのでスマホ・PCからいつでも簡単に更新可能
- デリバリー容器が必要な場合は提携メーカーが格安提供
- プロのドライバーによる配送なので安全安心に料理を配達
店舗単位でのPCR検査を定期的に受けましょう
対象となる店舗 | 推奨検査頻度 | 従業員数 |
---|---|---|
接待を伴う飲食店等 (ニュークラブ、ホストクラブ、ラウンジ、スナック、パブ、ライブバー、キャバクラ、性風俗店等) |
週1回 | 1人以上 |
その他店舗 (バー、居酒屋、美容室、ネイルサロン等) |
月1回 |
札幌市保健所では、ススキノ地区の店舗(※)を対象として、店舗単位でのPCR検査を実施しています。検査の申し込みは、札幌市のホームページ(https://www.city.sapporo.jp/2019n-cov/susukinopcrcenter.html#tenpo)を参照、または下記の問い合わせ先にご連絡ください。
検査無料
※中央区南3~8条、西2~6丁目の範囲内
(狸小路は、西1~7丁目までの狸小路に面する店舗)
※事務所等、お客様と接しない業務は対象外です。
【問い合わせ】
札幌市・北海道感染症対策チーム(保健所すすきの班)
住所:札幌市中央区大通西19丁目 WEST19(地下鉄西18丁目駅1番出口すぐ)
電話:011-676-3365(土曜・日曜・祝日を含む9:00~19:00)
メール:kensa@city.sapporo.jp
ススキノをより安全・安心な街へ
ススキノの元気を札幌へ、そして日本へ

2021年3月9日、旧ラフィラ解体工事現場に『すすきの宣言』という防犯広告を設置しました。クリーン薄野推進協議会やすすきの観光協会をはじめとする20の地元団体が、自治体・中央警察署と連携して設置したものです。迷惑、違法な客引きを排除し、新型コロナウイルス感染症対策を徹底して安全・安心なススキノを発展させていくことを目的としています。
ススキノ地区犯罪検挙情報
◆飲食店における無銭飲食犯人の逮捕
2021年3月2日、所持金もほとんどなく、飲食代金を支払うつもりも無いのに飲食店で酒食を注文し、飲み食いした男を逮捕しました。3月に入り、お店の業種を問わず無銭飲食事案が増加しています。無銭飲食が疑われる場合はすぐに警察に通報してください。
◆不審者の出没
2021年4月4日午後7時20分頃、北4条西4丁目付近から南3条西4丁目付近において、女性に対し、男が「キレイなので声をかけました」、「カップルなら割引きになるから手を繋いで入ってほしい」と声をかける事案が発生しました。男の特徴は30歳前後、身長170cmくらい、やせ型、黒色ジャケット、黒色系ズボン、金色バックルのベルト、黒髪マッシュルームカット、黒色系手提げバッグを所持しています。不審者を目撃した際は、安全な場所に避難してすぐに110番通報してください。